東京藝術大学 音楽学部楽理科/大学院音楽文化学専攻音楽学分野

ヘンレ社社長による講義

日時:10/23(火)13:00~16:10

場所:5-401

題目:独ヘンレ社社長&音楽学者による原典版講座 ~作曲家が本当に表現したかったこと~

講師:ヴォルフ=ディーター・ザイフェルト(Wolf-Dieter Seiffert)

講師略歴:1959年ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれ、ミュンヒェンのルートヴィヒ・マクシミリアン大学において音楽学、現代ドイツ文学および哲学を学ぶ。ドイツ育英会からの奨学金を受け、1990年に「モーツァルト初期弦楽四重奏曲」に関する論文で博士号を取得。同年、G.ヘンレ社に編集者として入社。ヘンレ社での勤務の傍らギュンター・ヘンレ財団の援助を受け、ザンクト・ガレン大学においてビジネス学部を卒業。2000年に前任者マルティン・ベンテ博士の退職を受け、ヘンレ社の社長(CEO)となる。ミュンヒェン音楽演劇大学の理事を務めるなどドイツ国内外の複数の委員会にて重要なポストについている。ヘンレ社ではモーツァルト作品を中心に数多くの原典版楽譜の編集・校訂を行っている。

講座内容:原典版とは? 原典版ができるまで
(楽曲例)
Mozart, Piano Sonata in A major, K. 331
Beethoven, Piano Sonata in A flat major (“Funeral March“), Op.26
Beethoven, String Quartet in E flat major, Op.127