東京藝術大学 音楽学部楽理科/大学院音楽文化学専攻音楽学分野

総合ゼミナール

*一般向けの公開は、楽理科研究演奏会、論文発表会のみです。

総合ゼミナールは、「音楽学実習」の一環として行われる授業で、学部3・4年生、大学院生を対象としています。内容は、楽理科教員の特別講義、内外の講師による特別講義、卒業論文・修士論文中間発表、学生の自主企画によるゼミナールと多岐に渡っています。原則として火曜日13時15分~、5-401にて開催。学部1、2年生も積極的に参加してください。

 

前期

第1回総合ゼミ 就職ガイダンス →終了しました

日時:2024年4月30日 13:10~14:30

題目:「芸大生のための就職入門講座 ――楽理科卒業生を迎えて――」

講座概要:

卒業生2名を講師に迎え、就職活動における体験談や現在の仕事内容などをお話いただきます。

就職活動の際に音大生が直面する問題や注意点を認識するとともに、さまざまな職域に対する理解を深めることを目的とします。

学生課からキャリア・就職支援に関する資料も配布される予定です

今年度の講師:飛山哲郎氏、橋本遼平氏

 

第2回総合ゼミ ゲーリング氏による特別講座 →終了しました

日時:2024年6月4日(火) 13:15~14:30

W. A. モーツァルトのオペラを解釈する際の反演劇的な感情について

 

第3回総合ゼミ 楽理科研究旅行第1回ガイダンス →終了しました

日時:2024年6月11日(火) 13:15~14:30

楽理科研究旅行に参加を検討している方は必ずご参加ください。

 

第4回総合ゼミ 修士論文中間発表 →終了しました

日時:2024年6月25日(火) 13:15~14:30

 

第5回総合ゼミ 博士2年生による企画発表 →終了しました

日時:2024年7月2日(火)13:15~14:30

概要:

【題目】
音楽学における「マイノリティ」
 

【要旨】

 今年の博士2年共同発表では、「マイノリティ」を共通のテーマに設定する。事典類の定義によると、「マイノリティ」とは、「少数派」あるいはその集団を示しているが、本発表では各研究内容に照らし合わせながら「マイノリティ」の概念を再考する。以下は、各発表者が本発表で考察する点である。

 解は、現代におけるマイノリティとしての尺八製管師に着目し、職人の現状と伝承状況を考察する。山本は、琉球古典芸能に携わる女性をマイノリティとしての側面から捉え直し、揺れ動く女性の位置付けを考察する。長谷川は、日本の作曲家や研究者による「民謡」研究の過程を踏まえ、人物の立場や文化的状況の違いによるマイノリティ・マジョリティの流動性を考察する。郭は、20世紀初中国の伝統音楽思想と西洋の音楽思想が衝突した際に、日本留学経験のある音楽人のマイノリティとしての新思想がどのように中国社会に溶け込んだのかを考察する。小野寺は、ツェムリンスキーのオペラ《こびと》の楽曲・演出分析を通じて、フィクション上でマイノリティに込められた意図と現代の受容を考察する。

  以上5つの議論から、社会がマイノリティをどう捉えているのかを考察し、音楽学における「マイノリティ」を再検討する。

 

第6回総合ゼミ 古美研第2回ガイダンス →終了しました

日時:2024年7月9日(火)13:15~14:30

楽理科研究旅行に参加予定の方は必ずご参加ください。

後期

第7回総合ゼミ 卒業論文・修士論文中間発表

日時:2024年10月8日(火) 13:15~14:30

発表者:今年度卒業論文・修士論文(前期未発表者)提出予定者

 

第8回総合ゼミ

卒論ガイダンス(※2025度提出者対象)
修論英文要旨ガイダンス(※2024年度提出者対象)

日時:2024年10月15日(火) 13:15~14:30

 

第9回総合ゼミ Hirschmann氏による特別講義

日時:2024年10月22日(火) 13:15~14:30

 

第10回総合ゼミ 博士1年生による発表

日時:2024年10月29日(火) 13:15~14:30

 

第9回総合ゼミ 音楽学のフロンティア(平間充子先生)

日時:2024年12月3日(火) 13:15~14:30

概要:音楽学に関わる新著を刊行した著者による講演と質疑応答を通して、音楽学の最新の研究成果に接する。

 

楽理科研究演奏会

日時:2024年12月14日(土) 13:00〜 於:6ホール

楽理科卒論・修論・博論発表会

日時:2025年3月22日(土) 時間未定 於:5-109教室