東京藝術大学 音楽学部楽理科/大学院音楽文化学専攻音楽学分野

 専任教員

塚原康子 教授

著書『十九世紀の日本における西洋音楽の受容』(多賀出版、1993)により京都音楽賞・田辺尚雄賞、『明治国家と雅楽ー伝統の近代化/国楽の創成』(有志舎、2009)により田辺尚雄賞受賞。
さまざまな音楽ジャンルが錯綜する近代を主たる対象にして、音と音楽を仲立ちにした歴史研究に取り組んでいる。
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大角欣矢 教授

16~17世紀のドイツ・キリスト教音楽をはじめ、ルネサンス・バロック期の西洋音楽を重点的に研究。
また宗教と死の問題を通して見た音楽史、ポピュラー音楽の研究など、学際的な分野にも取り組む。
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植村幸生 教授

専門は東アジア(特に韓国・朝鮮)の音楽史と民族音楽学。
文献・図像・フィールドワークを通じて18~20世紀朝鮮社会における音楽と音楽家を研究。
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福中冬子 教授

20世紀~21世紀西洋音楽をはじめ、近代音楽理論史、現代オペラなどを研究。
著書に『オペラ学の地平』(共編著、2009)。
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西間木 真 准教授

中世の音楽文化と音楽史料、特に12世紀以前の音楽理論書および音楽教育書の調査と校訂を手がけている。
著書に『Tractatuli, Excerpta et Fragmenta de Musica s. XI et XII』 (共著:Brepols, 2011)などがある。
楽書講読(英語、ラテン語)などを担当している。

沼口隆 准教授

専門は18~19世紀の西洋音楽史。
ベートーヴェンをはじめとするドイツ語圏の作曲家たちや彼らの作品に焦点を当てながら研究。