最終学歴 東京藝術大学大学院博士後期課程を単位取得・満期退学。ドルトムント大学(現ドルトムント工科大学)博士課程修了(Dr. phil., 2006)。
専攻分野 西洋音楽史
専門は18~19世紀の西洋音楽史で、音楽形式および音楽形式理論の歴史、各種のジャンル史などに関心を持ち、ベートーヴェンをはじめとするドイツ語圏の作曲家たちや彼らの作品に焦点を当てながら研究を進めている。
Mail: numaguchi.takashi☆ms.geidai.ac.jp
☆を@に変えてください。
大学院音楽学演習(西洋音楽史):
「教養市民層と室内楽」
以下の文献の精読を軸とし、19世紀の教養市民層における室内楽の実践、とりわけドイツ語圏における弦楽四重奏曲の在り方について考察を深める。
Marie Summer Lott. The Social Worlds of Nineteenth-Century Chamber Music. Urbana/IL: University of Illinois Press, 2015.
「18世紀後半から19世紀における演奏習慣」
前期の内容を踏まえて学生と合議の上で決定するが、現段階では以下の文献の精読を軸とし、18~19世紀の西洋芸術音楽における演奏習慣の問題について考察を深める予定。
Clive Brown. Classical and Romantic performing practice 1750-1900. Oxford: Oxford University Press, 1999.